JCG Hearthstone Pro League 2015 Season1 決勝戦 amanos観戦レポート

2015.07.08

ついにこの時がやってまいりました!Pro League 2015 Season1 決勝戦! 賞金2万円、WCSポイント10ポイント、そしてグランドチャンピオンシップ出場権をかけた試合です!

決勝戦 civila選手対aqua選手

civila選手のヒーロー:ローグ、ドルイド、ウォーロック
aqua選手のヒーロー:ウォーロック、ハンター、ウォリアー

1戦目

civila選手はオイルローグ、aqua選手はミッドレンジZooを選択。ほぼ5分のマッチアップです。

Zooのデスラトルミニオンをそのまま倒しても処理が追いつかないので、civila選手はVoidcallerをSapして盤面を有利に進めようとします。

aqua選手も多くのミニオンを場に出しますが、civila選手の手札にはBackstabが2枚。5ターン目にAzure Drakeから3点ダメージとなったBackstabを全部使いました。序盤の盤面を制したのはcivila選手です。

6ターン目にcivila選手はFan of Knivesで除去もできたのですが、「長期戦は不利」と判断して勝負を決めに行きます。Loathebで返しのスペルを封じ、Azure Drakeでヒーローにアタック!

しかし続くターン、aqua選手はVoidcallerをVoidterrorで吸収してDoomguardをノーコストで召喚。5/7というサイズの強力なチャージミニオンです。aqua選手が盤面を奪い、civila選手は一転不利となりました。盤面をひっくり返せるBlade Flurryなどのカードを引けず、Deadly PoisonとSI7:Agent2体をプレイしますが、まだまだ苦しい状況です。

8ターン目、aqua選手の残りヘルスは17点でcivila選手の手札は4枚。1体のSI7:Agentをまず破壊したaqua選手ですが、「次のターンにやられることは無いだろう」と読んで残りの全ミニオンでヒーローにアタックしていきました。

ところがcivila選手の手札には必殺コンボが控えていました。Southsea Deckhand、Tinker's Sharpsword Oil、Eviscerateを連続で使用し、計18点のダメージを叩き出します! 1戦目を制したのはcivila選手となりました!

2戦目

civila選手はコンボドルイド、aqua選手はミッドレンジハンターを選択。ドルイドはFreezing Trapで高コストのミニオンを手札に返されてしまう上、Savannah Highmaneを効率よく処理するカードを持っていません。このマッチアップはミッドレンジハンターが有利となっています。

しかしcivila選手は後攻の初手からWild Growth、Shade of Naxxramas、Piloted Shredderと完璧な手札! ドルイド使いなら思わずニヤりとする場面です。対するaqua選手もKnife Juggler、Haunted Creeper、Eaglehorn Bow、Savannah Highmaneと決して悪くない手札からのスタートです。

civila選手がプレイしたPiloted Shredderをaqua選手が武器を使って破壊。デスラトル効果により、出てきたのはAncient Watcher! そのままでは攻撃できないため使いにくいミニオンですが、civila選手は機転を利かし、Keeper of the GroveでAncient Watcherをサイレンスしてアタックできる状態にします。ステータスが4/5ということで、4/4のMillhouse Manastormよりも強いですね!

盤面を取ったのはcivila選手で、ハンターに防戦を強いることができました。相手にミニオンを並べられると弱いドルイドとしては、「どれだけこの状況を続けられるか」が勝利の鍵となります。

そしてこの場面。Druid of the Clawをトーントで出してSavannah Highmaneからヒーローを守ることもできたのですが、ここは「倒されない」プレイングではなく「次のターンに勝つため」のプレイングを見せます。Piloted Shredderでヒーローにアタックし、aqua選手の残りヘルスは14点。もしShade of Naxxramasだけでも生き残ることができればDruid of the Clawをチャージで出し、Savage Roarでちょうど14点が出ます。civila選手は全試合を通してこの種の状況判断が非常に上手い印象です。

aqua選手は全てのミニオンを除去することも、トーントミニオンも出して守ることもできずにターンエンド。civila選手はDruid of the ClawとSavage Roarで決め切り、不利なマッチアップを覆して2連勝! 早くも優勝へリーチをかけました。

3戦目

civila選手の最後のデッキはミッドレンジZoo。負けられないaqua選手は続けてミッドレンジハンターを出しますが、先ほどのマッチアップと異なり非常に不利です。Zooには低マナのミニオンが多いためFreezing Trapが機能しません。大抵は「ミニオンを盤面に並べられて処理が追いつかない」という展開になります。

試合でもcivila選手がミニオンを展開し、aqua選手が対処に回る流れとなりました。aqua選手はデッキに眠る全体除去(1枚のExplosive Trapと2枚のUnleash the Hounds)を引くことができず、苦しい展開が続きます。

しかしaqua選手、7ターン目にしてWebspinnerから出たMaexxnaをHoundmasterで固めることに成功! civila選手は盤面に居る全てのミニオンを使って処理せざるを得ません。

ところがcivila選手、そこからImp Gang Bossを1枚捨てる形でDoomguardを登場させました。もちろんアタック先はミニオンではなくヒーロー! 早くもaqua選手の残りヘルスは7点となりました。

とはいえ、この時点でcivila選手は残り手札0枚となりました。aqua選手としてはこのヘルス7点を守りつつ、Kill Command等のダメージスペルをドローできれば勝機はあります!

 

返しのターンにQuick ShotとHoundmasterでDoomguardを処理するaqua選手。そこからSavannah Highmaneを出し、ダメージレースを優位に進める狙いです。しかも続くターンにUnleash the Houndsを引いたことでVoidcaller以外の全ミニオンを処理し、civila選手のヘルスを10点まで減らします。

 

一方aqua選手の残りヘルスは4点。civila選手はVoidcallerのアタック値を1点だけでも増やせれば勝ちです! ダメージ強化のカードとしてはPower Overwhelmingが1枚、Dire Wolf Alphaが1枚、Defender of Argusが1枚、Doomguardが1枚、Mal'ganisが1枚残っています。いずれかのカードを引くことができれば勝利です! 次のターンに引いてきたカードは…!?

Dire Wolf Alpha!!

隣接するミニオンのアタック値を+1するミニオンです! これでVoidcallerのアタック値を4点にしてアタック! こうしてcivila選手が優勝し、賞金2万円、10WCSポイント、そしてグランドチャンピオンシップ出場権を獲得しました! おめでとうございます!!

amanos感想

civila選手は準決勝、決勝と連続で3-0のストレート勝ちを見せてくれました。もちろん運の良さもありますが、civila選手はそれ以上にプレイングと状況判断が鋭かったと感じます。常に「負けないためのプレイング」ではなく「勝つことを考えたプレイング」をしていました。

敗退した選手たちは今回の悔しさをバネにし、次回優勝を目指してまた熱い試合を見せてほしいと思います!

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civila選手へのインタビュー、各選手のデッキリスト

配信映像

熱戦の模様はYouTubeにて高画質で見ることができます!

―amanos
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タグ: ProLeague 観戦記


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