JCG Hearthstone Pro League 2015 Season1 決勝トーナメント Day2 amanos観戦レポート

2015.07.05

数々の強者達を倒し、辿り着いたのが、この決勝トーナメントDay2! 勝っても負けても、既に賞金やWorld Championship Series Point(WCSポイント)は確定しています。しかし、「負けても」という言葉は必要ありません。目指すは勝利、そして優勝のみ!

1試合目 cross7224選手 VS civila選手

cross7224選手はウォーロック、ウォリアー、パラディンを選択し、civila選手はドルイド、ウォーロック、ローグを選択。

1戦目

cross7224選手はパトロンウォリアー、civila選手はコンボドルイドを選択。ドルイド側は増えたGrim Patronを処理する方法がほとんど無い為、早期にGrim Patronを増やされてしまうと厳しいマッチアップです。

まずはマリガンですが、civila選手の手札にはWild Growthと、Acidic Swamp Oozeが!しっかりと武器持ちヒーローの対策を取ってきました。対するcross7224選手はGrim PatronとInner Rageをキープ。果たして、早期にGrim Patronを増やすことはできるのでしょうか。

jcg1.jpg

ドルイド側はGrim Patronを処理する方法が「ほとんど」無いと言いましたが、唯一、効率的に処理できる方法が…こちらです。Azure Drake+Swipeのコンボ! 実は前のターン、civila選手はArmorsmithに対してSwipeを使用していたため、これが2枚目のSwipeとなります。cross7224選手も、相手の手札に2枚のSwipeがあるとは予想していなかったようです。そのままcivila選手が盤面を取り続けて勝利しました。

2戦目

cross7224選手は今流行のアグロパラディンを使用! 対するcivila選手はオイルローグです。アグロパラディンはローグに不利ではありません。ローグ側のコンボが揃う前に大ダメージを与えられる上、邪魔なトーントミニオンも出てこないからです。

cross7224選手は序盤から積極的にフェイスを攻撃し、7ターン目にはcivila選手のヘルスは2に…。しかしcivila選手も次のターン、「生き残ることができれば勝ち」というところまで持ってきています。

アグロパラディンはデッキのほとんどがダメージに繋がるカードのため、大体何を引いても勝ちといったシーンだったのですが、引いたカードはKing Mukla…! 残りヘルス2を減らすことができず、civila選手が2連勝! civila選手は早くもリーチとなり、cross選手は負けられなくなりました。

3戦目

civila選手はミッドレンジZoo、cross7224選手は続けてアグロパラディンを使用。パラディン側はImp Gang BossとMal'ganisが辛いのですが、それ以外は有利なトレードをしつつフェイスにアタックすれば勝てます。

しかしcivila選手が3ターン目にプレイしたのはImp Gang Boss…! 上手くボードコントロールされてしまい、cross7224選手は盤面を取ることができません。何とかcivila選手のヘルスを9まで減らしたものの、即時ダメージを出すカードが引けず、惜しくも敗退!civila選手が3-0で勝利し、決勝戦へ進出しました!

2試合目 aqua選手 VS ruxsa選手

aqua選手はウォーロック、ウォリアー、ハンターを選択し、 ruxsa選手はパラディン、ドルイド、メイジを選択。

1戦目

aqua選手はミッドレンジZoo、ruxsa選手はコンボドルイドを使用。マリガンにてHarrison JonesやKezan Misticと言ったカードが見え、武器持ち&シークレット持ちのヒーローに対しての対策をしてきましたが、ウォーロックにはどちらも効果的ではありません。 マッチアップ的にも、序盤から展開してくるデッキタイプに対してドルイド側は不利なのですが、上手くKeeper of the GroveやWrath、Swipeといった除去ができるカードを引けるかどうかが鍵となります。

しかしruxsa選手の手札がやや重く、Keeper of the GroveもSwipeも引けないといった状態。6ターン目には残りヘルスが4になり、そのままZooの展開力に押し切られ、1戦目の勝者はaqua選手となりました。

2戦目

aqua選手はパトロンウォリアー、ruxsa選手はテンポメイジを使用。ruxsa選手はメイジにもKezan Misticが入っており、相手がシークレット持ちヒーローでは無くても、Kezan Misticが出てきた場合にKezan Misticで返す、といった動きができるようになっているようです。

ruxsa選手のテンポメイジはFlame Wakerなどを使ってアグレッシブに相手ヒーローにアタックするデッキタイプとは違い、Kirin Tor MageやDuplicateが入っており、盤面を取りつつDr.BoomやRagnaros the Firelordをプレイし、相手ヒーローを倒すミッドレンジタイプのようです。

jcg2.jpg

8ターン目、aqua選手が大量のGrim Patronを展開するものの、ruxsa選手はAzure DrakeをプレイしFlamestrikeをドロー!次のターン、相手の盤面を一掃することに成功。 更にruxsa選手がプレイしたRagnaros the Firelordは相手のフィニッシャーであるFrothing Berserkerをスナイプします。

それでも、簡単にやられるaqua選手ではありません。Armorsmithやヒーローパワーを駆使し、アーマーを貯めつつ盤面を取りに行きます。一進一退の攻防が続き、ruxsa選手は体力が3になるまで追い詰められるものの、ドローしたのはFireball!!

盤面に居た2体のWater ElementalとFireballをフェイスに向かわせ、ruxsa選手が見事勝利!見ているだけでもハラハラする試合でした。

3戦目

aqua選手は引き続きパトロンウォリアー、ruxsa選手はミッドレンジパラディンを使用。ruxsa選手は対ウォリアーに対しても強力なPiloted Shredder2枚を初手に入れることができましたが、Shielded Minibotなどの低マナミニオンを引くことができません。

jcg3.jpg

毎ターンヒーローパワーで1/1ミニオンを出すという悪い立ち上がりでしたが、Harisson JonesやPiloted Shredderをプレイし、少しずつボードをコントロールして行きます。

対するaqua選手の7ターン目、Warsong CommanderとFrothing Berserker、Acolyte of painを絡めて、2枚のカードをドローしつつ、相手の盤面を空にし、更に相手ヒーローに14点のダメージを与えます!

しかし倒しきることができなかった上に、ruxsa選手の手札にはConsecration。逆に盤面を一掃し、Piloted Shredderをプレイ。次のターンにはRay on Handsをプレイし体力を回復し、更にTirion Fordringをプレイ!残り体力は8ですが、盤面を盤石にしていきます。 このままruxsa選手の粘り勝ちかと思われましたが、aqua選手が引いたカードはExecute!!

Warsong Commander、Grim Patron、Inner RageとExecuteで相手の盤面に居るSludge Belcherを除去し、2体のGrim Patronでruxsa選手にアタックしフィニッシュ! ruxsa選手は前のターン、2体目のSludge Belcherを出すかSylvanas Windrunnerで迷っていましたが、Sylvanas Windrunnerを選択。もし、Sludge Belcherを出していたら別の結果になっていただろうと思うと、悔しい結果となりました。

4戦目

aqua選手が最後に残したヒーローはミッドレンジハンター。この試合に勝てば決勝戦進出となります。ruxsa選手はドルイドを使うとマッチアップ的に不利なので、まずはミッドレンジパラディンを選択。

序盤はお互いに慎重な立ち上がりを見せ、ボードコントロールの取り合い、またruxsa選手はHarrison Jonesでaqua選手の武器を破壊するといった動きをしていたのですが、Webspinnerから出たStranglethorn Tigerから流れが一転。

aqua選手の手札にはKill Command、Unleash the Hounds、Quick Shotといった打点に変わるカードを多く持っている為、ダメージレースで勝てるだろうと相手のヒーローのヘルスを積極的に減らしていく戦法にチェンジします。

対するruxsa選手は手札にTirion Fordringに加え、Consecrationが2枚、Lay on Handsが1枚と、盤面を取る力に優れているといった印象です。さて、どちらに軍配が上がるのでしょうか。

相手の手札を読み、丁寧に盤面を処理していったruxsa選手でしたが、Lay on Hands、Tirion Fordringといった守りのカードをプレイする隙がありません。aqua選手が少しずつ追い詰めていき、最後はIronbeak OwlからKill Command、Quick Shotをカードをプレイしヒーローのヘルスを減らしきって見事勝利!! 決勝戦はcivila選手 VS aqua選手となりました!

amanos感想

civila選手が3-0、aqia選手が3-1と強さを見せつけたかのような印象を受けますが、実際は少し違います。もちろん、実力も有るのですが、どの試合も「もしこの場面にあのカードをドローできれば…!」というギリギリの試合であり、また緊張、油断からか小さなプレイングミスも見られました。

しかし、その小さなプレイングミスを見逃さないのが、上級者たちの戦いです。 ミスをしない人間は居ません。時の運ということもあります。これから考えることは、「同じ失敗を繰り返さないこと」と「勝つためには、強くなるためにはどうすれば良いのか」という無限の可能性を探ることでは無いでしょうか。

配信映像

熱戦の模様はYouTubeにて高画質で見ることができます!

―amanos
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タグ: ProLeague 観戦記


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