JCG Hearthstone Pro League 2015 Season1 決勝トーナメント Day1 amanos観戦レポート

2015.07.03

賞金、World Championship Series Point(WCSポイント)、そしてJCG HearthStone チャンピオンシップ出場権をかけた決勝トーナメント Day1。解説amanosによる観戦記をお送りします。

1試合目 koroneko選手 VS civila選手

1試合目は、日本人唯一のプロプレイヤー、Team Hearthstone Playersに所属するkoroneko選手 VS civila選手です。 奇しくも、お互いに同じヒーロー選択(ドルイド、ローグ、ウォーロック)となりました。

1戦目

1戦目、オイルローグを使うcivila選手に対し、対ローグで特に強力なカード『Dr.Boom』を使い、確実にプレッシャーをかけ続けるkoroneko選手。最後はForce of Nature+Savage Roarのコンボを使い勝利。1戦目を制したのはkoroneko選手。

2戦目

2戦目、コンボドルイドVSハンドロックとなり有利なマッチアップを得ることが出来たのはコンボドルイドを操るcivila選手。

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Keeper of the GroveでDr.Boomを倒す事も出来た場面ですが、盤面にEmperor Thaurissanがいて、更に対戦相手はハンドロックという事で、返しのターンにバーストダメージを出されて負ける、というような事は無いと読んでAncient of Loreで2ドローする事を選択。

そしてForce of Natureをドローする事ができ、次のターンにSavage Roarと組み合わせたコンボを使いcivila選手が見事勝利!Ancient of Loreで2枚ドローする、という状況判断が功を奏しました。

3戦目

3戦目、連勝して流れに乗りたいcivila選手はローグを選択。対するkoroneko選手は連敗を避けたい所です。デッキは先ほどと同じくハンドロックを選択。

ヘルスが高いミニオンにトーントを付けてもSapで返される、またMolten Giantを出す前に、高いバーストダメージを出し、相手を倒しきる事が出来るローグ側が若干有利なマッチアップです。

koroneko選手の残り体力は少なく、対するcivila選手は確実にコンボカードを揃えていきますが、koroneko選手が9ターン目に引いたカードはLoatheb!これもまた対ローグに対して特に強力です! civila選手の動きを完全に止める事ができ、不利なマッチアップで勝利することが出来ました。

4戦目

後がなくなったcivila選手、4戦目はミッドレンジZooを選択。koroneko選手の最後に残ったヒーローはローグ。展開力の高いデッキVS除去力の高いデッキというほぼ5分のマッチアップです。

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除去耐性の強いデスラトルミニオンを序盤から展開するcivila選手。 かなり良いスタートを切る事ができ、続けて2枚めのNerubian EggやVoidcallerなどをプレイし、ローグの除去力を上回る展開力を見せます。

最後はBoom BotにPower Overwhelmingを使用し、Boom Botのデスラトル効果で2点以上のダメージを出すことが出来れば勝ちという状況で見事、2点のダメージを出し勝利! 試合は最終戦へともつれ込みました。

最終戦(5戦目)

5戦目、この試合に勝った方が勝者となります。お互いにオイルローグという対決。The Coinを使って先にミニオンを出したのはcivila選手。そして出てきたのはViolet Teacher。ヘルスが5と高く、ローグでも手を焼くほどです。

対するkoroneko選手はPiloted Shredderを出しますが、civila選手の手札には除去スペルのSapが…! PreparationからSapをPiloted Shredderに使用し、Southsea Deckand、更にはレジェンダリーカードのEdwin VanCleefまでプレイ!3枚のカードを使った事により、ステータスが8/8で登場しました。

Sapには弱いのですが、手札に返されてもまた再利用する事でプレッシャーをかられる点や、ローグにはBig Game Hunterが入っていないだろうという読みも含まれていると思います。

koroneko選手も最後まで奮闘したのですが、確実に相手のテンポと体力を奪い、ボードの有利を取り続けたcivila選手の勝利となりました!

2試合目 拉鍊夾到鳥蛋選手 VS aqua選手

2試合目は、台湾人プレイヤーである拉鍊夾到鳥蛋選手(以下鳥選手) VS aqua選手。鳥選手はグループステージにて、強豪プレイヤー、k2g選手を3-0で下しております。
またしても、お互いに同じヒーロー選択(ウォーロック、ウォリアー、ハンター)となりました。

1戦目

1戦目、鳥選手はフェイスハンターを選択し、対するaqua選手はミッドレンジZoo。序盤から積極的にフェイスにアタックする鳥選手に対し、aqua選手は防戦一方。

体力が差が14対29と、鳥選手が大幅リードしているかのように見えましたが、aqua選手がDefender of Argusでミニオンにトーントを付けて守り、次のターン、PowerOverwhelmingやDoomguardをプレイし、20点のダメージを叩き出して見事逆転勝利!

2戦目

2戦目は印象に残る試合となりました。パトロンウォリアーVSパトロンウォリアーです。 この対決は「先にパトロンを4体に増やしたほうが勝ち」と言われています。

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そして、鳥選手が5ターン目にGrim Patron、Inner Rage、Death's Biteを使って先にパトロンを増やすことに成功します!aqua選手はこの4体に対する解答が無く、鳥選手が一方的に盤面を取る形になり、見事勝利!「これがパトロンウォリアーの倒し方」という教科書のような試合展開となりました。

3戦目

3戦目は鳥選手がフェイスハンター、aqua選手がミッドレンジハンターの同ヒーロー対決。 フェイスハンター側が先にどんどん相手ヒーローにアタックし、ミッドレンジ側は強いミニオンを出す頃には、もう瀕死になっている…というような流れになりやすく、フェイスハンター側が有利なマッチアップです。

先ほどのウォリアー対決をも制した鳥選手はハンター対決、しかも有利なマッチアップという事もあって、こちらも難なく勝利し2連勝! 最後に残ったヒーローはウォーロックとなりました。

4戦目

4戦目、鳥選手はミッドレンジZoo、aqua選手は先程と同じくミッドレンジハンターです。鳥選手はミッドレンジZooを最も得意としており、筆者もランクで当たった時はボコボコにやられてしまいました。

aqua選手はAnimal CompanionからHufferを出し、確実に相手ヒーローのヘルスを削っていきます。Zoo側はNerubian Eggに対してAbusive Sergeant、PowerOverwhelmingなどを使う事で「有利なトレードをしつつ、盤面を取る」という動きが強いのですが、aqua選手がプレイしたFreezing Trapによってその動きも封じられ、鳥選手としては苦しい戦いに。

何とかしてFreezing Trapを処理したいのですが、毎ターンaqua選手によってNerubian Egg以外のミニオンが処理されてしまい、完全にボードをコントロールしきってFreezing Trapを踏ませないまま、ヘルス30で完全勝利!またしても、最終戦へともつれ込む形となりました。

最終戦(5戦目)

最終戦となる5戦目、鳥選手はミッドレンジZoo、aqua選手はパトロンウォリアーです。 Zoo側はアタック値が小さいミニオンを並べる事になるので、パトロンが出てきた場合にはミニオンを処理されつつ、パトロンを増やされる事になります。

途中、aqua選手はWhirlwindで鳥選手の盤面を一掃。さらに次のターン、Battle Rageで3枚ドローする事に成功します。

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対する鳥選手、これはワンコンボで一気に試合を持っていかれるな、という空気を感じ取ったのか、Ironbeak OwlにPowerOverwhelmingを使用しフェイスにアタック。更にVoidterrorをプレイし、バトルクライ効果によってステータスが9/8とかなり強力に。

鳥選手の手札にはLoathebとDoomguardがあるので、aqua選手にバーストダメージを出すコンボか、Voidterrorを倒す方法が無ければダメージレースで勝てるといった展開に持っていきます。

しかしaqua選手の手札には1マナ除去スペルであるExecuteがあり、鳥選手の頼みの綱であるVoidterrorを破壊する事に成功。一転して窮地に追い込まれた鳥選手ですが、最後まで諦めずにKnife JugglerとSea Giantをプレイ。

返しのターン、aqua選手はウォリアーの固有レジェンダリーカードであり、フィニッシャーでもあるGrommash Hellscreamをプレイし、Death's Biteのデスラトル効果でGrommash HellscreamのEnrage効果を発動させ、1ターンに16点のダメージを叩き出し、見事勝利!!

amanos感想

どの選手も相手ヒーローやデッキに対する知識や対策、また読み合いなどが非常に深く、 目立ったプレイングミスなどは一切見られませんでした。 非常にハイレベルな試合が続き、決勝トーナメント Day2への期待も膨らみました。

配信映像

熱戦の模様はYouTubeにて高画質で見ることが出来ます!

タグ: 観戦記 ProLeague Premier


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